オーナーの年収はわずか175万円
Yさんの店は東京、飯田橋のオフィス街にあり、立地は良かったそうです。
1日売上63万円。
年商は2億2900万円。
しかし、夫婦の手取りは年間350万円。
年中無休、夜中も身体を壊すほど働いても、1人の年収はわずか175万円。
月500万円の粗利益があっても、本部が375万円を取り、加盟店は125万円しか入らない。
この中から、家賃、消費税、法人税、バイト料、広告費などを差し引くと、加盟店の利益は1%しかないそうです。
本の内容は一部の経営に失敗したオーナーだけを取り上げて、セブンイレブンを批判しています
読んでいて気分が悪くなります。
失敗したオーナーはすべて借金に頼っています。
人のおカネで商売して上手くいくはずがありません。
結局、おカネに詰まって、その矛先を本部に向けているのです。
借金で株式投資をするのと同じです。
生き残っている投資家は、生活防衛資金をきちんと確保して投資をしています。
失敗したオーナーは商売のノウハウもおカネも人に頼っています。
人間が甘いのです。