私のただ1人の親友M君は親父さんが透析、お袋さんが要介護1の認知症になり、自宅の資産管理を任されました。
貧乏と思っていたのに、現預金だけで7500万円もありました。
バラバラの通帳をM君名義2000万円、親父さん名義1500万円、お袋さん名義1500万円にまとめました。
そして、自宅の金庫に2500万円をいれています。
M君は一気に富裕層になりました。
地方銀行と自宅の金庫では金利は知れています
M君はパソコンはできないので、お金は地方銀行の普通預金に預けています。
これでは利息は年間400円です。
私が7500万円を持っていたら、3000円は株に投資して年間120万円ぐらいの配当金が得ます。
20社程度への分散投資と株価の変動で一喜一憂しなければリスクは小さいと思います。
フローの収入を得なければもったいないです。
しかし、M君はもう60才です。
今まで資産運用をしていない人が60才から初めてもまず失敗します。
株は短期では40%も価格変動をしますから初心者が耐えられるはずはありません。
大切な親友だからこそ株の話は一切しません
私は会社員時代はずっと営業でした。
取引先の社長がそのお得意先の社長に株を勧めて、その後取引が一切なくなった例を何度も見てきました。
株で儲けて、それを得意先の社長に自慢して、その得意先の社長が株を初めても大損をするのです。
その恨みで商売の関係が途絶えるのです。
そういう例を何度も見てきたので、私は大切な親友のM君だからこそ株の話は一切しません。
この前までは凄い倹約家だったM君。
ところが自宅がお金持ちだとわかり、晩酌の焼酎が日本酒に、正月のおせちは今までの仕出し屋さんから変更して、和倉温泉加賀屋監修の3万円を予約したそうです。
お金があるのだからそのぐらいの贅沢は良いと思います。