蓄財優等生(金持ち)か蓄財劣等生(貧乏人)か?
これを知る方程式が下記です。
期待資産額=年齢×年収/10
40才で年収が600万円とすると、期待資産額は2400万円です。
55歳で年収1000万円なら5500万円です。
いくら収入が多くても、期待資産額を下回っていれば蓄財劣等生です。
億万長者になったのは金持ちの家に生まれたお坊ちゃんやお嬢ちゃんではなく、倹約、質素な生活をしている蓄財優等生です。
資産運用は金儲けではなく、人生における経済的なリスクを管理するためのものです
資産運用で損をする原因は手数料をぼったくられることです。
逆に、業者からすれば投資家から受け取る手数料を最大化することが最も経済合理的な行動です。
資産運用で失敗しないためには手数料に敏感でなければいけません。
簡単な例で言えばギャンブルです。
競馬、競艇、競輪、パチンコの還元率は75%です。
手数料は25%。
こんなのをやっていたら貧乏になるだけです。
難しい例で言えば、アパート投資です。
大東建託の営業マンは土地を所有している高齢者にアパートを建てさせるのが仕事です。
1億の物件を決めれば、営業マンに150~300万円の手当が入ります。
30年の家賃保証など嘘です。
空室でも賃料を払うという契約で、肝心の金額は保証していません。
大東建託の目的は家賃収入ではなく、建築費で儲けることです。
高齢者に残るのは田んぼの真ん中の安物アパートと借金です。
クレジットカードのリボ払い、投資信託の信託報酬、生命保険の保険料、ドコモの高い通信費、とにかく手数料に敏感にならなければいけません。
資産を築くには、株で儲けるのではなく、倹約して蓄財優等生にならなければいけません。
上の方程式の期待資産額を上回っていれば、ぼったくられることなく資産運用で成功している蓄財優等生です。