大阪府警は近畿日本ツーリストの支店長と社員2人を逮捕しました。
コロナのワクチン業務委託費を5億8900万円水増し請求していてたからです。
同時に名前も公表しました。
ところが同じ大阪でPCR検査や抗原検査を実際にやらずに42億円をだまし取った医療機関(院長など)は逮捕されず、名前も公表されていません。
この差はいったい何なんでしょうか?
7つの事業者だけで42億円です。
支払われた70億円のうち、半分以上の42億円が水増しで驚きます。
大阪だけで370事業者が無料検査場をやっていました。
氷山の一角です。
残りの363事業者も同様の水増し請求をしているでしょう。
しかし、調べようがありません。
医療関係の事業者に対しては明細も確認せずに要求通りに支払っていました。
大阪府は残りの363の事業者から検査を受けた人の名簿を回収して無作為に電話をかけて「本当にPCR検査と抗原検査の両方を受けたか?」確認しています。
これじゃ、目の大きな網でメダカをすくうようなもんです。
近畿日本ツーリストの社員は逮捕、検査費をだまし取った院長は自主的に返金すれば逮捕も公表もなしです。
結局、自民党はコロナ対策だとかでお金のバラマキをして医療関係者など支持基盤にお金が流れるようにしただけです。