2日前まで75歳以上の医療費2割負担を、またもや先送りすることが決まっていました。
しかし、菅総理が「予定通り2022年度中に引き上げを断行する。先送りはしない」と決断しました。
75歳以上が使う医療費はなんと年間16兆円です
この内、75歳以上の高齢者自身が負担しているのはたった1割です。
現役世代が4割も負担しています。
5割は税金から払われています。
これを先送りすれば、菅総理が唱える自助、共助、公助がまやかしになります。
先送りを主張していたのはこの3人です
公明党山口那津男代表はコロナが収束するまで先送りを主張しました。
本音は衆院選の前にはやりたくないのです。
自民党二階俊博幹事長も衆院選の前にやるのはいかがなものかと先送りを主張しました。
この人は政府がコロナ禍の経済対策で大変な時に、国土強靱化の予算を無理矢理押し込むような人です。
私利私欲しか考えていません。
75歳以上の高齢者が使う16兆円の医療費が減るのですから当然です。
この人は16兆円のほとんどが腰や膝が痛いとかの老化が原因で、病気でないことを知っています。
本当は75歳以上の負担を3割に引き上げるべきです
もともとは3割へ引き上げる予定でした。
それがいつの間にか2割にすり替わっていました。
1割りが2割になっても75歳が負担する医療費は1800億円しか増えません。
3割負担にしないとほとんど効果がありません。
負担を増やさないと、老化を病気と勘違いをして病院通いをする高齢者が増えるばかりです。