昨日も出ていました。
年金は65歳から貰えます。
これを70歳に繰り下げれば、1.42倍になるそうです。
そして、75歳まで繰り下げを可能にして、1.84倍になる案があるそうです。
しかし、年金を繰り下げる人は全体の1%です
逆に、減額になるにもかかわらず65歳より早める人は30%だそうです。
理由は、国民の年金知識の不足が考えられるそうです。
70歳からの受給を選択すると年金が1.42倍に増額することを知らない可能性があるそうです。
安倍政権も厚労省も、国民の1%しか繰り下げを選択しないことに強い不満を持っています
そして、安倍政権は年齢が上がるほど死亡率が高くなるのだから、もっと増額率を上げるべきだと言っています。
一方、厚労省は平均寿命が伸びているのだから、1.42倍という現行の増額率を上げれば、払いすぎになって将来世代にツケが回ると警戒しています。
政治家は自分たちの任期の後など知ったことではないという考えです。
憂国の士とは程遠い。
私は68歳までの繰り下げの予定でしたが、65歳から貰うことに改めました
私は所得が低かったので、65歳から貰える年金は144万円程度です。
68歳まで繰り下げれば180万円、70歳まで繰り下げれば204万円になります。
144万円の場合
所得税 0円
住民税 0円
国民健康保険料 18000円
180万円の場合
所得税 8050円
住民税 23500円
国民健康保険 59000円
204万円の場合
所得税 17260円
住民税 42000円
国民健康保険 114800円
政府が増額率を上げたり、周知度を高めても受給開始を遅らせる人は増えないと思います
日本人男性の健康寿命は約72歳です。
お金は元気な時になければ意味がありません。
それに、年金が増えても、増税は政府の思うがままです。
私は65歳から貰います。