私が40代の大親友Kさん。
海外旅行は10数回一緒に行きました。
住んでいる県は離れていましたが、連絡をしあって福岡、広島、出雲、松江、米子、鳥取、大阪でよく飲みました。
しかし、40代の後半にKさんは再婚しました。
私はKさんの新しい生活の邪魔をしたくなかったので、私からは連絡しないようにしました。
そのうちKさんからも連絡がなくなりました。
奥さんと旅行などして楽しんでいると思っていました。
いつかKさんに会いたいなぁと思いながら、50代が過ぎ、60代になりました。
Kさんにメールをしてみたけどアドレスが変わって送信できません。
もうKさんに連絡を取る方法はありません。
ところが、Kさんの後輩からメールが来ました。
13年ぶりです。
Kさんの後輩には数回会ったことがあります。
メールの整理をしていたらたまたま私のメールが残っていて、メールしてみたとのことでした。
そして、Kさんの話になり、Kさんが亡くなっていることを知りました。
滅茶苦茶悲しかったです。
大学時代の大親友が亡くなっているのも数年前に知りました。
40代の大親友Kさんも亡くなっていました。
友だちはその年代の通過点と言います。
しかし、60代になれば新しい大親友はできません。
「いつか会えるだろう」それだけを楽しみに生きてきました。
しかし、もう会うことはできません。
受け入れないといけません。
結局、最後は一人ぼっちになります。
老いとはこういうものだと思って生きて行くしかありません。