自民党の秋元司議員、船橋利実議員、維新の下地幹郎議員、中国企業から100万円以上のお金を受け取っていながら、政治資金収支報告書に記載していませんでした。
本来なら5年以下の禁固、100万円以下の罰金です。
選挙犯罪を犯したのと同様です。
それが、「忘れていました。修正します」で許されるのです。
これが日本の上級国民の特権です。
この議員たちは最初は「1円も受け取っていない」とウソを言っていました。
そのウソに対する言い訳も、誰が聞いてもすぐにウソとわかるような作り話をします。
自分たちは頭が良いから特別なのだと思っているのでしょう。
会社でも普段立派なことを言う人に限ってお金で動いていました
私の勤めた会社はオーナー社長で完全なワンマン経営でした。
そして、オーナー社長はお金で社員を動かしました。
社員の半分はお金で動く人たちでした。
そういう人たちは会議でも立派なことを言います。
しかし、セコくて、自分のためなら平気でインチキをしていました。
同じ会社にいれば、この人はお金で動く、この人はお金では絶対動かないという区別がはっきりできました。
上級国民に対してはプライバシー優先です
所得税の捕捉率はサラリーマン9割、自営業者6割、農業4割です。
「クロヨン」と言います。
例えば、農家の人たちに頼めば美味しい新米を直接売ってくれます。
現金で受け取りなので、所得税は払いません。
税務署が捕捉できないからです。
政治家の口利きに対する捕捉率は、農家の4割どころではなくほぼ0%だと思います。
カルロス・ゴーンは木箱に入ってプライベートジェット機で海外に逃げました。
一般国民なら保安検査で一発でアウトです。
しかし、プライベートジェット機を持っているような上級国民に対しては保安検査よりプライバシー優先です。
いかがわしい木箱を持ち込んでもスルーです。
それと同様に、政治家の帳簿はよほどの証拠がない限り調べません。
疑うより、プライバシー優先です。
だから、やりたい放題です。
自民党政治は口利きそのものです。
普段立派なことを言う人に限ってお金で動きます。