高校野球の予選が行われています。
大阪桐蔭などの実力校は甲子園で投げられる投手を3〜4人用意しているそうです。
誰を使うかは監督次第です。
35年前、甲子園の常連校の監督が飲み屋で「高校生の実力は同レベル、誰を使うかは親からの袖の下次第だよ」と冗談を言ってました。
しかし、この監督はアパートを3棟も建てていました。
高校の教師の給与でアパートが3棟も建てられるはずがありません。
今から考えたら、冗談ではなかったのかと思っています。
35年前は飲み屋でこんな冗談が言えるほど口利き(受託収賄)が当たり前でした。
ところが、未だに口利きをやっているんですね。
東京オリンピック、パラリンピックの高橋治之元理事が紳士服のAOKIから4500万円の賄賂を貰っていました。
これにより紳士服のAOKIは五輪エンブレム入りのスーツやジャケットを3万着売り上げました。
わずか4500万円です。
しかし、小さな金額だからこそ見過ごせないと思います。
こういう口利きが蔓延っているのです。
原因は政治家が当たり前のようにやっているからです。
民間人は政治家を真似ます。
例えば、ボウリングブームはあっという間に廃れましたが、ゴルフは廃れません。
政治家がやっているからです。
民間人は政治家など上級国民がやっていることに憧れます。
政治家は選挙でお金がかかります。
口利きが悪いこととは思っていません。
35年前には至る所で行われていましたが、今も同じなんですね。