1年定期預金の金利です。
ネット銀行の金利が0.02~0.03%なのだからお話になりません。
原因は日銀やECBによるマイナス金利政策です
これでは銀行は儲かりません。
欧州大手銀行は5万人規模の人員削減をするそうです。
銀行が儲からないから定期預金の金利も下がっています。
口座維持手数料という話も出始めました
「預金口座は国民に決済サービスを提供している。
サービスが無料というのはおかしい。
適切な口座維持手数料を頂くべきだ」
日銀関係者がこういうことを言い始め、新聞記事でちょこちょこ出ています。
貯蓄から投資へと煽ったのも、結局は銀行や証券会社のためです
国民が預金から投信や株式への投資に切り替えれば、銀行や証券会社に手数料が落ちます。
しかし、思うように投資は増えませんでした。
国民の金融資産は1800兆円を超えました。
しかし、現預金は未だに52%
投信は微増、株式は減少です。
預金への偏りから剥がすには、もう口座維持手数料を取るしかないと考えているそうです。
しかし、資産形成の基本は預金と節約であって、投資ではありません
預金はインフレに負ける。
金融関係者はこういう嘘を言って、国民を騙します。
物価が上がれば金利は上昇します。
金利が高い銀行を探す努力を惜しまなければ、定期預金がインフレ率に負けることはありません。
社会主義国ではないのだから、口座維持手数料もすべて銀行が一斉ということはないでしょう。
低金利が続いても、情弱にならないようにして、有利な銀行に身軽に資金を移せるように準備しておこうと思っています。