投資信託の手数料は信託報酬だけと思っていました。
ところが保管費用、監査費用、印刷費用などを信託報酬に含めていない投信もあるそうです。
投信の真のコストは「総経費率」で見なければいけません。
ある投信では信託報酬が0.9%に対して総経費率は16%です。
ラップ口座でも信託報酬が0.2%と低いのに総経費率は12%です。
2024年春からは目論見書に「総経費率」が掲載されるようになります。
私はわからないものには投資しないので、投資信託は買ったことがありません。
投資信託の運用会社は銀行、証券、保険会社の子会社です。
運用会社は親会社から売れ残りの株式や債券を押し付けられることがあります。
また、運用会社のトップの7割が在任期間3年以内で、資産運用の経験が全くない人がトップに就いている例もあります。
資産運用で一番大事なのはコストです。
年16%や12%の総経費率がかかったら100%資産運用は失敗します。
総経費率を必ずチェックしなければいけないと思います。