日本軍の真珠湾攻撃で敗北した米国は太平洋艦隊司令長官のキンメルを解任してきちんと責任を取らせた。
しかし、日本軍は指導者が失敗しても一切責任を取りません。
ガダルカナルでバカげた作戦を繰り返した辻政信も何ら責任を問われていない。
インパール作戦で3万人の兵士を餓死させた牟田口廉也も一切責任を取っていない。
責任を取らされないのはエリート同士がかばい合っているからです。
仲間の失敗を追求すれば、自分が失敗した時に跳ね返る。
今も同じです。
裏金をつくった安倍派議員を罰すれば、自民党の総裁である岸田文雄総理の責任が問われます。
野党も同じ。
自民党議員と同じように裏金はつくっています。
領収書ナシ、税金ナシ、処罰ナシという国会議員の特権は死守しないといけないし、かといって自民党を責めないと火の粉が自分らにも降りかかります。
国民には非公開の政倫審をやったことで終わりにしたいのが見え見えです。
上級国民がかばい合って責任を取らないのは今も昔も同じです。