75歳以上の高齢者の医療費自己負担は所得によって
1割負担 93%
3割負担 7%
でした。
75歳以上の多くが病院に行っても1割負担で済むのは、75歳以上の医療費18兆円の4割を現役世代が払っているからです。
あまりにも現役世代の負担が大きい。
そこで自民党は
1割負担 73%
2割負担 20%
3割負担 7%
と1割負担だった人のうち、一定の所得のある人を2割負担に引き上げました。
当然、自己負担の引き上げ分は現役世代の負担を減らすために使われるものと思っていました。
出産育児一時金を42万円⇒50万円に引き上げました。
50万円に引き上げても病院が出産費用を値上げしましたから妊婦にとって何のためにもなりません。
結局、後期高齢者医療の自己負担引き上げは医療機関が儲けただけで、妊婦や現役世代の負担減には結びつきませんでした。
こういうことが起きるのは自民党が支持基盤にお金を流すことしか考えていないからです。
当選を最優先することしか頭の中にないのです。