人間とDNAが93%共通するアカゲザルを使った実験が行われました。
このサルの平均寿命は26年、最長寿命は40年です。
アカゲザルに与えるカロリーを3割制限して健康への影響を調べたそうです。
その結果は驚くべきものでした。
カロリー制限によってアカゲザルの寿命が大きく延び、43歳まで生きるサルも現れたそうです。
アカゲザルだけでなく、酵母のような単細胞生物からマウスなどの実験動物までカロリー制限によって寿命が長くなることは広く認められているそうです。
カロリー制限は遺伝子やたんぱく質を酸化させ、老化や発がんにつながる活性酸素の発生を減らすので、寿命の延長につながると考えられています。
しかし、私は信じられません。
私(60歳)の食事摂取基準は2450kcalです。
3割減らしたら1715kcalです。
実際に1700kcalのカロリー制限で44kgになったことがあります。
肋骨が浮き出て、筋肉量は減って、骨粗鬆症になりました。
寿命は延びるのかもしれませんが、枯れ葉のような体になります。