2020年度分から給与所得控除、公的年金等控除、基礎控除の金額が変わりました。
給与所得控除65万円→55万円。
公的年金等控除
65歳未満70万円→60万円。
65歳以上120万円→110万円。
基礎控除38万円→48万円。
これを見れば、基礎控除が10万円増えても、年金を貰いながら働けば控除が20万円減る人が出てきます。
60歳を過ぎて働けば損をする人が出てきます。
それを解消するために所得金額調整控除という新しい制度ができました
60歳を超えて年金を貰いながらパートやアルバイトをしている人は知っておかなければいけません。
給与所得と年金所得の合計が10万円を超える人は所得金額調整控除の対象となります。
所得金額調整控除は最大10万円です。
(例)給与所得10万円+年金所得10万円-10万円=10万円。
10万円の所得控除は所得税5%(最低)+住民税10%=15%、すなわち15000円の節税になります。
この新しい制度を知らない人が多いそうです。
恩恵を受けるには確定申告が必要です。
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