2023年度の税制改正大綱がまとまり、相続税と贈与税のルールが変わりました。
ポイントは「高齢者が多くの資産を保有し次世代への移転が進まない一方、多くの資産を保有する富裕層が生前贈与を活用し税負担を軽減している」という問題の解決です。
変更点
①生前贈与を相続財産に加える期間が3年から7年に延びます。
（子世代を飛ばして孫への生前贈与により相続対策をした人は今回の改正の影響は受けません）
②相続時精算課税制度に110万円の非課税枠が設けられました。
③タワーマンション購入などによる不動産節税が厳しくなりました。
