まったく知りませんでした。
国会議員が夏には氷代、暮れには餅代、陣中見舞い、当選祝いなどで地方議員にお金を配るのは合法だそうです。
公職選挙法違反の河井克行は初公判で知事や地方議員に金を配ったのは当選を目的としたものではなく、陣中見舞いや前の選挙の当選祝いの趣旨だったと説明しました。
自民党では国会議員が地方議員にお金を配るのは普通に行われているそうです。
それも記録に残らない形です。
自民党が第一に重要視していることは政権を保つことです。
下野は絶対にしたくないのです。
自民党は政権を保つために、常に人気の良さそうな政策を取り入れ、検察や官僚と癒着し、地方利権と結び付いてきました。
国民にはばらまき政策をし、検察や官僚の人事権を握り、地方議員にはお金を配って与党の座を守ってきたのです。
河井夫妻の初公判から、国会議員と地方議員の間では常に記録に残らない形でお金のやり取りがあるということを改めた認識しました。
河井夫妻は二階俊博グループでした。
ちゃんと逃げ道は用意されているのです。
最高裁判所の裁判官は法律や憲法より国民が選んだ自民党の判断を重視する傾向があります。
最後は国会で決めてくれと逃げますから自民党政権の思うがままなのです。
これだけ権力が集中すれば自民党が政権を保つことにしがみつくのも納得します。