札幌の秋元克広市長が「夏割」に続いて「秋・冬割」を検討しているそうです。
「夏割」は6000円以上の宿泊で5000円割り引き、かつ飲食店や土産品店で使える3000円のクーポンを配布しました。
なんと払うお金より給付が多かったのです。
来年の1~2月に予定されていた「さっぽろ雪まつり」の大雪像の制作は中止が決まっています。
残念なことですが、「秋・冬割」に期待したいと思います。
他にもいろいろキャンペーンがあります
例えば、3000円サービスのステイ釧路キャンペーン、美瑛町や中富良野町の宿泊料3000~5000円引き、網走市の1泊最大2万円引きなどです。
また、富山県では9月1日から2人以上で宿泊し、宿泊代金が1万円以上なら5000円相当の商品を後日送るそうです。
チェックイン時に白エビなどの「海の恵みコース」や「銘酒コース」など6つのコースから1つを選択できます。
富山県のキャンペーンがシンプルでいいですね。
キャンペーンの目的
せっかく政府や自治体がキャンペーンしてもホテルが割引率を下げたり、宿泊料金を値上げしてピンハネするのが目立ちます。
例えば、10億円の予算を使ってもホテルがピンハネすればなんの経済効果も生まれません。
10億円を使って宿泊料金を下げれば旅行者が増えます。
旅行者は旅行ガイドを買ったり、飲食したり、列車やバスやタクシーを使います。
10億円が何倍にもなるのです。
最後に
北海道の宿泊者のほとんどが訪日外国人でした。
訪日外国人がコロナ前に戻ることはありません。
訪日外国人は団体旅行でした。
大型バスで観光施設やデパートに乗り付けます。
こういうのは3密を避ける新しい生活様式には合いません。
札幌市は日本人の旅行者を増やすしかないと思います。
「秋・冬割」などを利用して応援したいと思います。