レカネマブは認知症の進行を27%遅らせます。
日本から米国へ治療に行く人が後を立たないそうです。
しかし、認知症は本人の努力で12の危険因子を改善すれば40%を予防したり遅らせたりできるそうです。
12の危険因子とは
- 教育
- 難聴
- 頭部外傷
- 高血圧
- 過度の飲酒
- 肥満
- 喫煙
- うつ病
- 社会的孤立
- 運動不足
- 大気汚染
- 糖尿病
難聴は最大の危険因子で40%のうち8%を占めます。
難聴が認知症を引き起こすメカニズムは、聴力低下によって脳に伝わる量が減り、脳が活発に働かなくなって、記憶力が低下します。
また、難聴になると人とのコミュニケーションを避けがちになり、場合によってはうつ病や社会的孤立になります。
難聴の原因は薬の副作用、動脈硬化、ヘッドホン難聴(ヘッドホンで大音量の音楽を聞く)、加齢などです。
難聴になれば補聴器を積極的に使った方が良いそうです。