社会保障とは、年金、医療、介護。
これらの給付は年間132兆円。
何もしなければ破綻します。
出生率が低下しているのに高齢者の寿命が伸びているからです。
高齢者や介護保険の自己負担を1割から3割に上げなければいけません。
しかし、今の政治家にこんなことができる根性のある人はいません。
今の政治家にできる社会保障改革はたった1つだけです。
支え手を増やすことだけです。
幸い、出生率が下がっても、非正規雇用者やフリーランスが増えています。
パートやアルバイトも厚生年金や健康保険に加入させます。
副業をしている人にも保険料を払わせます。
こういう将来の保障より今のお金に困って働いている65才以上の高齢者や共働きのパートの女性も加入させ、支え手を増やします。
選挙では社会保障改革を公約しますが、今の政治家ができる改革はこんな姑息なことだけです。
超高齢社会では病気になって治療するのでは健康保険は持ちません。
国民一人一人が自覚するしかありません。