9日米ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンが予想以上の効果があったと発表で株式市場の流れが変わりました。
今まで買われていたハイテクが売られ、割安で放置されていた景気敏感株が買われています。
日本株で言えば、任天堂が売られ、銀行、自動車、商社などが買われています。
米国株では今まで爆上げしていたグーグル、フェイスブック、マイクロソフト、アマゾンなどハイテクが売られています。
中国株でも独身の日のセールでアリババは過去最高の売上を達成しましたが、株価は急落しています。
流れが変わって今日が3日目です
今日の米国市場では、残念ながらハイテクが買い戻されています。
景気敏感株は横ばいです。
私は割安で放置されている配当利回り良い銘柄に投資しているので、新しい流れがずっと続くことを期待しています。
コロナのワクチンが開発され、バイデン大統領が公約の4年で206兆円のインフラ投資をやれば、景気は良くなると思います。
不安があるが、不安があるからこそ株価は上がります
有効なワクチンが開発されてもコロナが収まるとは限りません。
実際にワクチンが開発されているインフルエンザも毎年流行しています。
日本では3波に襲われつつあります。
北海道や大阪で感染者が広がっています。
3波がまともに来れば、かなりの倒産が出ます。
しかし、こういう不安があるうちは今の流れが続くと思います。
例えば、2009年のギリシャ危機の時、株の専門家は「ヨーロッパが焼け野原になる」と株の売却を勧めていました。
しかし、この時を大底に株価は上昇しました。
とにかく景気敏感株はプロでも予測は不可能です
本格的に景気敏感株に流れが変われば、何でこんな赤字のボロ会社がというような銘柄がバンバン上がります。
その銘柄を当てるのは不可能です。
私はアベノミクスの時に個別株を買って、せっかくの上昇相場なのに置いてけぼりに合いました。
こういう時は日本株高配当70ETF(1577)などを買うのが間違いないと思っています。
ハイテクから割安株への流れが続くか注目しています。