田舎まんじゅうの日記

月の食事代10000円未満を身に付ければ生活がめちゃくちゃ簡単になる

20年ぶりの円安です

円安の原因は貿易赤字経常収支の悪化日米金利です。

多くの経済学者が今回の円安は長く続くと予想しています。

 

日銀の黒田総裁は円安は日本経済にとってプラスと言います。

短期的には食料品やガソリンの価格が上がって家計を圧迫します。

 

しかし、海外で稼ぐ企業にとっては円安はプラスです。

米国で稼いだ1ドルを円転して、円高で80円か、円安で130円という大きな差になります。

 

また、個人でも米国株に投資している人にとっては円安はプラスです。

しかし、ごく一部です。

個人金融資産が2000兆円を超えましたが、米国株で運用しているのは僅か7兆円です。

 

このように円安は海外で稼ぐ企業や一部の個人投資家にはプラスです。

また、それ以外の国民にとっても短期的には一部商品の値上がりでマイナスですが、長期的にはプラス面があります。

 

2日前にTDKが500億円を投資して、岩手県北上市にEVの部品工場を設けると発表しました。

円安による内製化です。

内製化は日本経済にとってプラスです。

 

20年ぶりの円安にはプラス面もマイナス面もあります。

しかし、株価は当分厳しいと思います。

 

米国の株安は米国の個人消費の減少につながります。

また、日本の個人金融資産が2000兆円を超えても、個人消費が全く増えないことが明らかになりました。

世界需要も落ち込んでいるから円安でも輸出は増えません。

 

日本の株価は世界景気敏感株です。

当分は厳しい。

しかし、世界需要が落ち込んで株価が下がっている時が買いの好機の可能性もあります。

 

下がった時に買うのは1306(TOPIX連動型上場投信)のような指数が良いと思います。

銘柄を選んでも指数に勝てないことは私自身痛いほど経験しました。