日本にはこういう自分で引退を決められない社長が多い。
デジカメにこだわり自動化に5000億も設備投資をした。
ところがデジカメは1100万台から70万台まで縮小した。
この失敗の責任も取っていない。
グーグルのPixelのカメラはAIを搭載している。
もうキヤノンの技術を超えている。
88歳のアナログ社長ではもう追い付けない。
しかし、日本にも立派な社長はいた。
巨額の赤字に苦しんでいたソニーを立て直し57歳で社長を退任した。
会長も1年で辞めた。
自分の仕事は成長のステージを用意することで、成長を主導するリーダーは私ではないとスパッと若手に譲った。
老害社長との違いは株価に現れている。
ソニーの株価は15年前の5倍、キヤノンの株価は15年前と変らない。