新天皇の即位に伴い、政府は恩赦を実施するそうです。
夏の参院選への悪影響を避けるため、秋にずらしてやるそうです。
政府も後ろめたいと思っているのです。
それならなぜ止めないのでしょうか?
直近で恩赦が行われたのは皇太子さまが結婚した1993年です。
この時の救済者の4分の3は公職選挙法違反でした。
自民党議員は恩赦を利用して、自分らの仲間の公民権停止を解いたのです。
恩赦は専制君主の時代のものです。
有罪かどうかが君主の気分次第だった時代の制度です。
今の日本はきちんとした裁判で刑罰が決定しているのだから、恩赦は必要ありません。
多くの国民が反対しています。
公民権停止というのは、選挙違反や収賄罪を犯した者は5年間選挙に立候補できないという規定です。
「今年は選挙違反や口利きはやりたい放題だ、秋には救済される」
こんなことにならないようにしてもらいたい。