自民党の茂木敏充幹事長が少子化対策の財源に「社会保険料を上げるのではなく既存の保険料収入の活用でできる限り確保したい」という新聞記事がありました。
社会保険料に手をつけるな。
社会保険料は医療は医療に、年金は年金に使うべきものです。
少子化対策の財源がないのなら正々堂々と国民に増税を訴えたら良いのです。
そういう努力をしないで社会保険料に手をつけようとするのは卑怯です。
自民党は20年前にも年金の積立金をグリーンピアなどの保養施設の建設に使い、年金の積立金に損害を与えました。
コロナでは雇用保険に手をつけ、雇用保険の積立金が枯渇して保険料が上がりました。
国民は医療費や老後の生活費のために保険料を払っています。
それも強制です。
そんな大事なお金を税金の穴埋めに使うなどもってのほかです。
茂木敏充幹事長は増税と言えば国民は反対する、既存の社会保険料でと言えば目先のことしか頭の中にないバカな国民は反対しないだろうという魂胆です。
それも「できる限り確保したい」と言っているので、できる限りでない場合はズブズブに使われてしまいます。