東京の小池知事が住民税非課税世帯に対して25Kg(1万円相当)の米を支給します。
総額300億円です。
負けじと大阪の吉村知事が18才以下の子供のいる全世帯に10Kgの米を支給します。
総額80億円です。
こんなことができるのは岸田政権が地方臨時交付金としてバラマキしているからです。
岸田政権はガソリン補助に総額12兆円もバラマキました。
普通ならガソリンが値上がりすれば電車に乗って車を使わない人も出てきます。
1973年のオイルショックの時はガソリンの値上がりによって2億8900万リットルから1億9700万リットルまで減りました。
しかし、今回は岸田政権のガソリン補助のせいでガソリンの利用量は全く減りません。
企業へのゼロゼロ融資は貸し手も借り手も喜ぶ政策です。
ゼロゼロ融資によって貸出に困っていた地方銀行はリスクなしに利ざやが稼げます。
借り手の企業は担保も金利もゼロで、しかも10年間借り換えができます。
こんなデタラメなことをやっているのは日本ぐらいです。
こういう過保護が成長を阻害します。