ちょっと前の話ですが、英語の民間試験で萩生田文科相が「身の丈に合わせて頑張って」と発言し、マスコミや野党から批判が出ました。
しかし、私は身の丈に合わせて頑張るというのは極めて適切な表現だと思います。
能力のない人が130%の努力をして、試験で良い成績をとっても、後で苦労するだけです。
私は小学校、中学校の時は全く勉強しませんでした。
そして、そのまま中レベルの県立高校に入学しました。
皆と同じレベルで楽しかったです。
しかし、高校2年の頃から何を思ったか、急に大学受験の勉強を始めました。
自分で自分の地頭は偏差値40位と分かっています。
それが、130%の努力を続けて偏差値55の私立大学に受かりました。
しかし、もともと地頭は偏差値40です。
偏差値55の人たちの中に混じれば、惨めなだけです。
レベルの違いはゼミなどですぐに感じました。
就職も自分の能力以上の会社に入社できました。
しかし、周りは一流大学出身ばかりです。
ここでもレベルの違いは痛いほど感じました。
今から思えば、道を間違えたのは大学受験の勉強を頑張り過ぎたことだと思います。
地頭40の私が無理をして大学や企業で偏差値55の人たちに混じっても、惨めな思いをしただけです。
地頭というのは大事です。
今は身の丈に合わせて頑張れば良いとつくづく思います。
常に80%の力でやる。
その方が人生楽しい。
株式投資においても、余裕を持って挑んでいます。