61歳になる友だちが頻尿が気になりPSA検査をしたら数値は5.6、そして生検をしたら前立腺がんでした。
骨への移転はないので前立腺をスパっと削除することに決めました。
手術の前日から入院し絶食、ひたすら下剤を飲みまくってお腹の中を空っぽにし、手術前にも念のために浣腸。
手術は4時間。
全身麻酔でロボット手術です。
目が覚めたら酸素マスク、お腹から管、尿道にも管が通って身動きできない状態で滅茶苦茶堪えたそうです。
2日目は逆にできるだけ動いて下さいと言われ、お腹の動きが活発になっておならが出るようになれば飲水や食事の許可が出ます。
咳をしたり動いたらズゥーンとお腹に響いて痛いけどできるだけ院内をあっちこっち歩き回って4日後におならが出たそうです。
4日間の絶食後の昼食は忘れないほど美味しかったそうです。
後は、尿道の管が取れて、排尿したいという感覚がちゃんとあるか、尿漏れ、失禁があるかなどのチェックだそうです。
入院予定は14日間でした。
しかし、14日目にレントゲン透視をしたらまだ尿漏れがあるとのこと、尿道に管を通し小便タンクを足に付けたままの退院になりました。
4日後にもう一度透視して、尿漏れがなければ管が抜かれるそうです。
友だちは健診がいつも満点でした。
60歳になれば何が起こるかわかりません。