田舎まんじゅうの日記

月の食事代10000円未満を身に付ければ生活がめちゃくちゃ簡単になる

10月から雇用保険料が引き上げられます

まったく酷い話です。
安倍政権の前には莫大な雇用保険積立金があって、雇用保険料は引き下げられるはずでした。


その積立金を安倍元総理は失業保険とは関係ない雇用調整助成金に使いました。


それも給付額の上限を1人1日8330円から15000円に引き上げて大盤振る舞いをしました。


総額はなんと5兆円です。
労使が積み立てた保険料をばらまきに使いました。
恩恵を受けた大手企業は下記です。


ANA 437億円
オリエンタルランド  223億円
近畿グループHLD  124億円
H.I.S  100億円
西武HD  93億円
JR西日本  83億円
KNT-CTHD  79億円
阪急阪神HD  70億円
クリエイトレストランHD  68億円
東急  61億円


負担は労使だけで、国の負担は先送りするそうです

10月から労使の負担率を0.2%から0.6%に引き上げるそうです。
月給30万円の労働者の場合、年間7200円も増えます。


反して、国の負担率は25%から2.5%に引き下げたままです。

もうやりたい放題です。

雇用調整助成金は時代に逆行しています

必要なのはフレキシキュリティです。
これは柔軟性安全性を組み合わせた合成語です。


雇用調整助成金を払ってまで雇用を守っても何の問題解決にもなりません


それより労働者が企業を移りやすくする柔軟性と、失業した時の失業保険や教育訓練を手厚くする安全性が大事です。


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