第三者がSBI証券の口座に不正ログインし、その顧客名義で開設したゆうちょ銀行と三菱UFJの口座に出金したそうです。
何でそんなことが可能なのだろうか。
SBI証券にログインするにはIDとパスワードが必要です。
ログインしてから株式を売却するには暗証番号が必要です。
本人しか知らないはずです。
また、ゆうちょ銀行や三菱UFJで口座開設するには免許証等による本人確認があります。
他人の名前で口座を開設するなどできないはずです。
証券会社から銀行へ出金できるのは名前が一致していなければいけません。
別人の口座には出金はできません。
10万円の定額給付金を本人が申請する前に他人が先に申請して横取りしたという事例が数件あったそうです。
それは自分と同じ名前の人を探して、その人になりすまして申請したそうです。
住所等が違っていても、役人はチェックする余裕がなかったそうです。
これと同じ手口かもしれません。
PayPayは不正引き出しを隠蔽していました
PayPayでもゆうちょ銀行口座における不正引き出しが17件あったそうです。
被害金額は141万円で、全額補償済みという。
原因はPayPayが本人確認をしていなかったためです。
それにしても隠蔽はいかんやろ。
この会社は信用できません。
LINE Payでも2件不正引き出しがあったそうですが、これは被害者の身近な人物による犯行でした。
まとめ
私はゆうちょ銀行の口座はありませんが、三菱UFJの口座はあります。
三菱UFJは入出金があっても連絡メールはきません。
楽天銀行や住信SBIネット銀行は即時メールで知らせてくれます。
三菱UFJやゆうちょ銀行は大きいけどずさんな面があるのだと思います。
楽天銀行はIPアドレスやドメインネームを登録しておくことで、登録以外のIPアドレスからアクセスした場合は取引が制限されます。
いろいろなセキュリティ強化方法があるので、再度チェックしておきたいと思います。