理由は売上に対して2~5%の加盟店手数料を取られるからです。
パン屋さんなどの小売店にとって2~5%もの手数料を取られたら儲けがなくなります。
加盟店手数料を取る方のいわゆる〇〇ペイの方も大変です
生き残るためには100億円を超えるような大型キャンペーンをやらなければいけないからです。
オリガミペイはメルカリに身売りしました。
オリガミペイの事務所の賃料が年3億円なのに、売上高が2億2千万円しかありませんでした。
オリガミペイを買収したメルカリもd払いとの業務提携を発表しました。
スマホ決済のシェアはおおよそ下記のようです。
ペイペイ 47%
楽天ペイ 17%
d払い 12%
LINE PAY 8%
メルペイ 4%
まとめ
キャッシュレス化が浸透しているのはコンビニや牛丼チェーンだけです。
多くの飲食店や小売店にとっては2~5%という加盟店手数料が払えないので導入も拡がりません。
加盟店手数料を取る方の〇〇ペイ各社も、取った手数料以上のキャンペーン競争で赤字です。
キャンペーンによる大型還元はデータ収集も目的の1つですが、データ事業を収益化できた例はほとんどないそうです。
消費者が〇〇ペイを利用するのはキャンペーンの期間だけです。
得たポイントはコンビニぐらいでしか使えません。
コンビニはスーパーより2割以上高いので節約の効果は小さいです。