普通の生活とは結婚して子供を育て、車とマイホームを持つことです。
このためには毎月の生活費が36万円、年間432万円必要です。
ところが、正社員の平均年収は508万円、非正規社員は198万円です。
これから税金と社会保険料を引かれた可処分所得は正社員でさえ300万円ぐらいで、普通の生活をすれば必ず破綻します。
共働きで頑張っても、老後のための貯金などできません。
出生数は
2018年91.8万人
2019年86.5万人
2020年84.0万人
2021年81.1万人
そして、2022年は80万人を割りました。
しかし、婚姻数は1972年の110万組から52万組に減少しています。
普通の生活をすれば破綻するので当然です。
児童手当は中学生以下に毎月1〜1万5000円、年収1200万円以上は所得制限で0です。
こんなのを倍増したぐらいで出生数が増えるはずがありません。
自民党の世耕弘成参院幹事長は「高級マンションに住んでスポーツカーを乗り回している人にまで支援するのか」と所得制限撤廃を否定しました。
年収1200万円で普通の生活をすれば高級マンションに住んでスポーツカーを乗り回せるはずがありません。
全く庶民の生活を理解していません。