囚人のジレンマとは他の全員が協定を順守している中で、自分が協定破りをして利益を得ることです。
例えば、岸田総理です。
「力による現状変更は許さない」とロシアのウクライナ侵攻を批判しました。
そして、対ロ経済制裁を各国に求めました。
ドイツなど欧州はロシアからの天然ガスの輸入を停止しました。
しかし、日本はロシアからの天然ガスの輸入を続けています。
囚人のジレンマとはG7(カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国)が禁輸によってロシアの戦争資金を抑え込むと協定しながら、日本が協定破りをしてロシアからの安い天然ガスを輸入しているような行為を指します。
ミャンマーの軍事政権に対するODA(政府開発援助)や中国に対する半導体や半導体製造装置の輸出規制なども同じです。