皆さん、覚えていますか?
今年の4月に山口県阿武町でコロナの影響で生活に困窮する世帯を対象に1世帯当たり10万円を支給する臨時特別給付金を阿武町の役人が誤って町内に住む田口被告(24才)の口座に4630万円(463世帯分)を振り込んでしまった事件です。
田口被告はその誤送金をネットカジノに出金し、電子計算機使用詐欺容疑で逮捕されました。
検察は昨日の裁判で懲役4年6ヶ月を求刑しました。
この事件とよく似た事件が先月ありました。
国会議員の薗浦健太郎が収入を誤魔化して4900万円の裏金を作り、銀座の飲食代に使っていました。
田口被告と同じネコババ(窃盗罪、横領罪)です。
ところが、検察は略式起訴にし薗浦健太郎議員は100万円の罰金で終結です。
田口被告が誤送金の使い道を徹底的に調べられたのに対して、薗浦健太郎議員の4900万円の使い道は明らかにせず、またそれ以前の余罪(長期に渡って収入隠し)も調べませんでした。
一般人と上級国民とではこれほど検察の対応が違うのに驚きました。