黒田総裁が日銀総裁になって10年間、長期金利を0.25%に無理やり押さえつけました。
それをやっと0.5%にしました。
しかし、長期金利は市場の需給バランスに任せるもので、こんな操作をすべきではありません。
岸田総理が来年114兆円の予算を決めました。
11年連続で過去最高を更新です。
税収は69兆円しかないのに、残りの45兆円は赤字国債です。
こんな無責任な予算が組めるのは黒田総裁が金利を低く押さえつけているからです。
黒田総裁が日銀総裁を勤めた10年で政府の借金は750兆円から1000兆円と250兆円も増えました。
金利を押さえつければ世の中に循環するお金を増えて景気が良くなると言いました。
しかし、経営が破綻している企業にまでお金が回り、日本には17万社ものゾンビ企業が生き残ってしまいました(ゼロゼロ融資で43兆円も供給)。
このゾンビ企業は社員の給料を増やさないので景気は良くなりません。
黒田総裁を任命した安倍元首相は経済が回復したら税収が増えて1000兆円の借金なんかあっという間に解消できると語りながら、当の本人が亡くなってしまいました。
コロナ禍が収束したのに過去最高の114兆円もの予算など必要ありません。。
岸田総理は未来を切り開く内容と胸を張っています。
負担を先送りして未来を切り開けるはずがありません。
将来不安が増すだけです。
昨日、日銀は長期金利0.25⇒0.5に変更。
しかし、こんな操作を止めない限り、低金利にあぐらをかく政府予算の11年連続過去最高に歯止めがかかりません。