もう安倍派にはうんざりです。
増額反対はガス抜きのためのヤラセと思っていました。
しかし、安倍派は本気で増税に反対しています。
2027年までの5年間の防衛費の総額は43兆円です。
そのうちの1兆円(3.5兆円に変更?)の増税に反対するんですから、こういう連中が政治をやって日本が良くなるはずがありません。
防衛費の増額は赤字国債や建設国債で対応しろって言っています。
ずっと必要な費用なのに赤字国債を続けるなんて不可能です。
防衛費は消耗品なのに建設国債はないでしょう。
国債の60年償還ルールを変更して80年に法改正を提案する議員もいます。
まるで原発の最長60年運転ルールを80年に先送りするのと同じ発想です。
もう、安倍派は野党と同様に無責任で先送りの名人です。
経済が回復して税収が増えても、借金返済どころか全て無駄遣いするでしょう。
岸田総理は数ヶ月前から「防衛費の財源は安定財源(増税)」「国債発行は未来の世代に対する責任として考えない」と発言していました。
それなのに安倍派から国債発行や60年償還ルール変更という無責任な提案が噴出しています。
それにしてもこれだけ身内から反対が爆発し閣内不一致とは岸田政権の基盤の弱さを映しています。
10年前の民主党政権に似ています。