金融機関に雇われているFPや株の専門家は「インフレだと貯金は目減りする」「株式はインフレに強い」と喧伝してきました。
しかし、最近のインフレで株価は上昇どころか下落しています。
理由は今のインフレがコストプッシュインフレだからです。
価格ばかりが上がって需要が増えないからです。
企業が10%値上げをしても売上は7%しか増えません。
株価が上がるのはデマンドプルインフレの時です。
デマンドプル(需要)が増えて価格が上がる場合です。
企業が10%値上げをすれば、売上が10%以上増えなければいけません。
欧米でもインフレによる金利の上昇で住宅ローンや自動車ローンを利用する人が激減すると予想されています。
インフレだから株価が上がるというのは当てになりません。
また、金利が上昇するので、インフレで貯金が目減りするというのも間違いです。