自民党の自民党による自民党のための憲法改正が行われる可能性が出てきました。
- 自衛隊の明記
- 緊急事態対応
- 合区解消
- 教育充実
の4つです。
自民党の1番の目的は3の合区解消です。
1、2、4は合区解消のためのカモフラージュです。
一票の格差より地方の性格を重視するためには憲法改正が必要です。
鳥取島根、徳島高知など2つの県で1人の議員しか出せなくなれば、自民党の議員が減ります。
地方から都市への人口流出が続く中、合区される県が増えるのは自民党に取って滅茶苦茶都合が悪いのです。
そこで、憲法そのものに「都道府県から1人以上を選出できる」と明記すれば、一票の格差は問われなくなります。
今の憲法では「すべての国民は法の下に平等」と定めているので、一票の価値に大きな格差があるのは違憲です。
参院選が終わるや否や、茂木幹事長は4項目に拘らないと発言しました。
頭の中は、憲法改正による党利党略で一杯です。