海外株8兆3000億円。
国内株280億円。
これは2021年日本の個人投資家が買った数字です。
なんと国内株に対して海外株を300倍買っています。
しかし、これは逆だと思います。
海外の投資家は逆に円安で割安になった日本株を仕込んでいます。
短期的には海外株を買っていて円安になれば儲かります。
しかし、長期的には国内株に投資していた方が有利です。
このまま円安が続けば、割高な輸入品が売れなくなり、割安な国産品が売れるようになります。
また、海外でも円安で割安になった日本製品が売れるようになります。
過去の円高で多くの企業が海外に工場を造ったので、短期的には円安のメリットは小さくなりましたが、長期的には円安は国内に留まっている企業にも海外に進出した企業にもプラスになります。
今は海外株が人気ですが、海外投資家から見れば円安で割安になった日本株が魅力だということも頭に入れて置かなければいけないと思います。
株式投資の予測はできません。
ほとんどが運です。
しかし、皆が海外株に投資しているなら、逆に人気のない国内株に投資をしていた方が成功する可能性が高いような気がします。
流行を追えば失敗することが多いです。