昨日、友だちからヒルトン株を買ったって連絡がありました。
野村証券の勧めだそうです。
この友だちは16、7年前に比較ドットコムの株を買って1000万円損をし、その後株を一切止めていました。
この時も野村証券の勧めでした。
ヒルトン株を買った理由は、円安、コロナの鎮静による観光業の復活だそうです。
こんなことはすでに株価に織り込まれています。
高値掴みでまた失敗すると思います。
でも、私は株については余計なアドバイスはしません(しても聞いてくれる人ではありません)。
「余裕のお金の範囲で楽しんで下さい」とだけ言いました。
株式投資で個別株を1つだけ買っても8割は失敗します。
10銘柄を選んだら上がるのは2銘柄ぐらいです。
8割近くが値下がりします。
しかも、下がった銘柄を持ち続けても再度高値更新をする可能性は低いです。
個別株投資はお金も時間もムダにします。
株式投資で勝つには指数に投資しなければいけません。
1655(S&P連動型)や1306(トピックス連動型)です。
株式市場の全体に投資するなら、例えタイミングが悪い時に投資をして値下がりしても、資本主義が続く限り、いずれ高値更新をします。
S&P全体に投資をして利益を上げられる確率は、1日なら50%、1年なら68%、10年なら88%、20年では100%(現在のところ)です。
投資を続けるほど、はっきりと勝率は上がっていきます。
株式市場の株価を上げているのは全体の2割の企業です。
この2割の企業を当てるのは不可能です。
8割のボロ企業も含め、市場全体を買うしかありません。