今年60才になります。
新聞なんかで誰かが亡くなったという記事があれば、その方の年を意識して見ます。
つい2日前も政治家の照屋寛徳さんが亡くなったという記事を見ました。
76才です。
70才代で亡くなる方が多いです。
私ももう10年後には70才です。
もう先がないのに若い頃のようにお金が使えません。
スーパーで美味しそうなおかずがあっても我慢します。
わずか300円なのに。
若い頃はお金を使うことに躊躇しませんでした。
北新地や中洲や天文館で飲みまくりました。
1日2万円も平気で使ってゴルフや釣りに行きました。
温泉にもよく行ったし、海外旅行も毎年しました。
ホテルは四つ星以上しか泊まりませんでした。
しかし、今はスーパーの300円のおかずさえ躊躇します。
飲み物にお金は一切かけません。
缶コーヒーなんかもう10年以上飲んだことがありません。
郵便局員や警察官や銀行員がお金を横領したという記事をよく見かけます。
でも、大体が30才代、40才代です。
罪を犯してもお金が欲しい人がむしろ羨ましいです。
私だけがこうなのかと思って、かつての遊び友だちにメールしてみました。
その友だちもお金を使いたくないのでここ数年飲みに行っていないそうです。
高齢者がお金を使わなければ経済は回りません。
もう30年も給料が上がっていない国は日本ぐらいです。
わかってはいるけどお金が使えません。
若い頃のように友だちがいなくなったのも原因だと思います。