高級食パン店がバタバタ閉店しているそうです。
もうすでに15店を超える店が閉店しています。
「あせる王様 検見川浜店」は開店後、僅か1ヶ月で閉店しました。
高級食パンと唱いながら、実体はまやかしでした。
大手パンメーカーの食パンは発酵時間を長くとって、日持ちのする食パンを作っています。
高級食パン店は「ストレート法」という方法で作っています。
生地を寝かせて置く場所がない小さな店でも大量生産ができます。
しかし、発酵時間が短くて、日保ちがしません。
作った当日は美味しいですが、翌日は味が落ちます。
また、焼くと味が落ちるので、当日に生で食べることを推奨しています。
生地にバターや生クリームやハチミツを多めに混ぜ込んで、菓子パンのようにしているだけです。
「乃が美」「偉大なる発明」「遅刻のすすめ」「告白はママから」など変な名前を付けて、人の関心を引いています。
そして、大手パンメーカーの3~4倍の2斤800円以上で売っています。
最初は珍しいので売れても、今は翌月に売上が半減する店が続出しています。
私は1度も買ったことはありません。
大手パンメーカーの一番安いクラスの食パンを買っています。
賞味期限を6日過ぎても普通に食べていますが、全く味は落ちていません。
生地を長く寝かせて、発酵時間を多く取る「中種法」で作っているからです。
「乃が美」の仰々しい紙袋には驚きます。
食パンより紙袋の方がコストが高そうです。
フルーツサンドも同類の店だと思っています。
どちらも、元々長く続けるビジネスとは考えていないようです。