日本はデジタル化に遅れています。
そこで、デジタル庁を創設しました。
デジタル化の肝はマイナンバーカードです。
しかし、個人情報の漏洩を心配する人たちに配慮して、今は税、社会保障、災害の3つにしか利用できません。
法改正して、早急にマイナンバーカードの利用範囲を拡げなければいけません。
しかし、岸田政権は住民票などの提出を不要にするなどのマイナンバー法改正案の今年の国会提出を見送りました。
理由は明らかです。
参院選があるからです。
野党ともめて会期延長になれば参院選で大敗するからです。
実際に、会期延長になった1998年と2007年は参院選で大敗しています。
今の日本で一番やらなければいけないことはデジタル化と脱炭素です。
こんな大事な法案さえ見送りました。
昨年は文通費という簡単な法改正すら先送りしました。
領収書を公開し、余れば国庫に返納するという極めて当たり前の法改正です。
こんなことですら、岸田総理は与野党でしっかり議論することが大切と言っています。
自分たちの保身しか考えていない政治家を見ていると情けなくなります。