アメリカの物価が凄く上がっています。
11月の消費者物価指数は前年同月比6.8%の上昇。
これは過去39年で最高です。
インフレがアメリカの国民の生活を直撃しています。
これによりバイデン大統領の支持率が急降下しています。
バイデン大統領はFRBに頼るしかありません。
FRBはインフレを抑えるために金融引き締めに動くでしょう。
金融引き締めによってアメリカの金利が上昇すればドル高円安になります。
この円安によって日本では輸入インフレが起こります。
ドル円の購買力平価は93円です。
しかし、今のドル円は113円です。
すでに円安を織り込んでいます。
山崎製パンが1月に7.3%の値上げをするそうです。
パンの原材料の小麦の国際価格が上がっているからです。
日本で自給している食品はお米と野菜ぐらいです。
小麦も大豆もおせち料理のかずのこやタコや蒲鉾の原材料もほとんどが輸入です。
日本以外の国では30年ぶり、40年ぶりの物価上昇になっています。
日本だけが他人事ですむはずがありません。