岸田総理が会長を務める宏池会の伝統は下記です。
吉田茂は親米、経済重視です。
当時のライバルの鳩山一郎は再軍備、憲法改正を主張しました。
宏池会は吉田政治が源流です。
敵地攻撃や軍備拡張を主張する高市早苗議員とは全く考えが違いますが、今回総理になるためには右翼の主張も組み入れるしかなかったのでしょう。
私は吉田政治や宏池会の伝統に賛成です。
かって日本は宣戦布告もせずに真珠湾攻撃をしました。
当時のアメリカはニューディール政策の効果で経済が安定しており、米国民は参戦には反対でした。
ルーズベルト大統領も同様でした。
ところが日本の真珠湾テロ攻撃で米国の世論が変わりました。
米国民はやられたら熱くなります。
2001年9月11日にイスラム過激派のアルカイダから同時多発テロを受けた時も、公務員職を辞職してまで軍隊に入り、報復に加わる国民が多くいました。
日本人とは全く違います。
トルーマン大統領は日本には原爆を使用しましたが、朝鮮戦争において中国に対する原爆の使用には反対しました。
中国に原爆を強く主張したマッカーサーを首にしました。
真珠湾テロ攻撃をした日本は許せなかったのでしょう。
宏池会は平和主義、国民主権、基本的人権の尊重の三原則を守ってくれると思います。