資産運用は金儲けではなく、人生における経済的なリスクを管理するものです。
資産運用で一番確実なのは定期預金です。
1000万円までは元本が保証されています。
金利は高いところで年0.2%です。
インフレになれば金利が上がります。
昭和バブルの頃は年5%の利息が付いていました。
株式投資の長期的な収益率は年7%です。
しかし、短期的には10~40%ぐらいの価格変動があります。
定期預金より価格変動が大きいのはレバレッジ効果があるためです。
多くの企業は借金をして事業に投資をしています。
そのリスク分、テコの原理で収益が大きくなります。
逆に、企業が事業に失敗すれば損も大きくなります。
つまり、定期預金に比べ、株式投資はボラティリティが大きくなるだけで儲かるかどうかはわかりません。
昭和バブルの時は、定期預金の利息が年5%もあるのに、収益率1%の不動産や配当利回り1%の株を買い漁っていました。
まさしくバブルだったのです。
まだまだ金利が上がるという専門家がいます。
何度も破綻したギリシャの金利より米国の金利が高いのは矛盾しています。
資産運用においては専門家の話は聞かない方がいいです。
私はテレビを持っていないので今はあるかどうか知りませんが、モーサテなんかを見ているのは投資の初心者です。
百害あって一利なしです。
宝くじの還元率は49.6%です。
買った時点で半額は戻ってきません。
大当たりは1000万分の1です。
毎回3万円、0才から100年間購入しても99.9%の購入者は当たりません。
宝くじより酷いのが生命保険です。
還元率は隠されていますが4割未満です。
6割を手数料としてぼったくっています。
保険料は銀行口座から自動引き落としになるので、子供が大きくなって必要がなくても払い続けることが起こります。
資産運用よってリテラシーを高め騙されないようにしなければいけません。