著述、評論家の勝間和代さんの指摘です。
早期リタイアをすればフローの収入が無くなり、今まで貯め込んだ貯金からの生活になるのでケチ臭くなるそうです。
年金だけで暮らしている人も同じだと言います。
節約ばかりでケチ臭く、生活がとじ込もっているそうです。
勝間和代さんは趣味にお金をかけて、美味しいものを食べて、そこそこの旅行にも行って、人付き合いもして、幸せに生きたいと思ったら月30万円では足りないと言っています。
自分で働いて稼いでいる人と、貯め込んだ貯金や年金だけで生活している人では人種が違うと指摘します。
貯蓄や年金など当てにせずに、働いてフローの収入を増やさないといけないそうです。
この指摘は当たっています。
私は早期リタイアをしてケチ臭い生活になりました。
しかし、今の方が幸せです。
趣味を持てば友だちもどんどん増えます。
付き合いで飲みに行くようにもなります。
楽しいです。
しかし、それが本当の友人かと言えば違うと思います。
ただ、趣味でつながっているだけです。
会社の同僚や取引先とのつながりも同じです。
会社を辞めれば付き合いは無くなります。
現役の時、年賀状を何百枚も書いている人がいました。
しかし、そんな人に限って本当の友人などいません。
単身者の年金は月16万円、妻帯者の年金は22万円、これが平均です。
月30万円を使わないと幸せになれないのだったら、65歳を超えても働いて稼がないといけません。
勝間和代さんのような才能のある方なら稼げると思いますが、平凡な能力しかない私では無理です。
足るを知るものは富むと言います。
収入を増やすことより、収入の範囲内で暮らすことが大切だと思います。
生活を守り支えるのはお金、健康、知識です。
無駄遣いはしたくありません。