年金は65歳からもらえます。
70歳まで繰下げれば42%増額。
75歳まで繰下げれば82%増額になります。
これは皆さん良く知っていると思います。
2022年4月からのもう1つ変わることがあります
70歳以降は一括受給でも増額になります。
今は72歳で一括受給を請求すれば、67歳から72歳までの5年分が一括でもらえます(年金給付の時効は5年)。
しかし、この5年分は65歳の年金額で増額にはなりません。
72歳以降に支給される年金も65歳時点の増額なしの金額です。
65歳から67歳まで2年分は時効で消滅です。
これが下記のように変わります。
72歳で一括受給を請求した場合、67歳時点の16.8%増額になった金額の5年分が一括でもらえるようになります。
そして、72歳以降も16.8%増額になった金額をずっともらえます。
今までと同様に、65歳から67歳の2年分は時効で消滅です。
まとめ
ちょっとややこしいですね。
要するに、70歳以降は一括受給でも増額になるという仕組みに変更されるというだけの話です。
繰下げ後の受け取り方は通常のフル増額とは別に、まとまった資金が必要になった場合の一括受給という方法もあるということです。