もう一週間前の新聞記事です。
松井証券のSE(システムエンジニア)が顧客の口座に不正アクセスし、2億円を出金したそうです。
このSEは松井証券の210人の顧客のIDとパスワードを把握していました。
その内の15人の口座から合計2億円を盗みました。
証券会社と出金先銀行口座は同一名義でないと出金はできません
このSEが顧客の証券口座に不正アクセスしても、顧客と同一名義の銀行口座にしか出金できません。
まず、顧客の名前になりすました銀行口座を作らなければいけません。
そして、松井証券の顧客の出金先銀行口座の変更をしなければいけません。
どちらも本人確認が必要です。
未だに他人になりすまして口座開設できるいい加減な銀行があるんですね。
今回、このSEが利用した銀行を公表すべきです。
また、いい加減な本人確認で出金先銀行口座を変更できる松井証券は営業停止にすべきです。
松井証券は個人に対してはSMSによる本人確認だけで出金先銀行口座が変更できるようになっています。
ネット大手のSBI証券や楽天証券は本人確認の書類を同封して郵送でないと出金先銀行口座の変更はできません。
まとめ
時短営業をしない飲食店は公表されたり罰金を取られたりします。
営業に支障がでるからと、銀行だけが特別扱いは良くありません。
銀行名を公表すべきです。
また、松井証券を利用するのは止めておいた方が良いと思います。