武田良太総務相はこれまで「国民の疑念を招く会食はしていません」と答弁していました。
ところが、NTT社長と会食しており、それを認めました。
トップがウソを付いていました。
総務省の官僚に伝播するのも当然です。
武田総務相は第三者委員会を設置して、課長以上のポストの総務省幹部144人を徹底的に調べると言いました。
しかし、裏では総務相幹部に「記憶にないと答えろ」と指示していました。
菅総理は、NTT幹部と会食したか？との記者からの質問に対して「個々の事案一つ一つ答えるのは控える」とはぐらかしました。
これによりすべての大臣が「個々の事案に答えるのは控える」と答弁を繰り返しています。
国民の疑問にまともに答えてくれないのです。
菅総理は、官房長官の時から「全く問題ない」「行政文書ではなく単なるメモ」「仮定の質問には答えない」など都合の悪いことにはまともに答えませんでした。
指導者が「記憶がない」と答えれば、部下の官僚も「記憶がない」と答えます。
指導者がウソを付けば、部下もウソを付くようになります。
もう政府の国会答弁を誰も信用しません。
